Ethical Gibier

ヤマノメグミ合同会社

宮城の山の鹿

命の循環
奪う責任
いただきます

ヤマノメグミ

衣食住を作る

大切な命のおすそわけ

害獣と呼ばれ、石巻だけでも年間2,300頭以上の鹿が捕獲され、 そのほとんどが埋設処分されています。

「害獣」とは、あくまで人間目線の言葉です。 私たちは、鹿もまた同じ地球に生きる一つの命として、 その存在を見つめ直したいと考えています。

ただ闇雲に命を奪うのではなく、生きるためにいただいた命を、 肉も骨も皮も余すことなく活かす。

一つひとつの命に「いただきます」の気持ちを込めて、 暮らしの中で循環させていく。 鹿の命と真摯に向き合い、 人と自然が共生できる豊かな未来を目指します。

01

自らいただくことで 命の重みを知る

02

いただいた命を 余すことなく使い切る

03

肉も骨も皮も 誰かの暮らしへつなぐ

04

人と自然が共に生きる 未来を目指す

05

人もまた 地球の一部として生きる

たった 1人の猟師が、5ヶ月でできたこと。

2025年度実績 · 猟期11月〜3月

68

2025年くくり罠実績

石巻市雄勝町

8

小さな食肉処理施設

小回りの効くサイズ

8

体験研修の受け入れ

大学生2名+社会人6名

はまぐり浜プロジェクト

発端は、限界集落の
住民からの相談だった。

2012年、東日本大震災で被害を受けた限界集落・はまぐり浜の再生プロジェクトに関わっていた頃のことです。地域の方から「鹿の被害で困っている」と相談を受けました。行政も石巻市全域で起きている問題として把握していましたが、地区単位での個別対応が難しい状況でした。それならば、自分たちで動くしかないと考え、狩猟免許の取得から始めました。

ただ、ボランティアだけでは長く続けることができません。持続可能な形にすることが、地域のためにもなると考え、少しずつ事業として形にしていきました。最初は自給自足から。次にレザークラフトを始め、施設が整ってから余剰分の販売へ。やがてペットフード加工、食育ワークショップへと、気づけば活動の幅が広がっていきました。

「害獣」という言葉には、ずっと違和感がありました。山と人の関係をもう一度見つめ直しながら、獲った命を無駄にしない方法を探してきました。そうして辿り着いたのが、エシカルジビエという考え方です。

狩猟ジビエISHINOMAKI LEATHER食育6次産業宮城県女川町

事業内容

山から食卓へ、皮から製品へ。
命のすべてを無駄にしない事業を展開しています。

狩猟
01Hunting

狩猟

Hunting

山に入り、鹿と向き合う。
一頭の命と向き合う瞬間から、わたしの仕事は始まります。

わたしは、銃を持たず、くくり罠猟を専門とする猟師です。
山に静かに罠を仕掛け、一頭一頭の命と向き合う。

いただいた命は、余すことなく使い切る。
肉も、骨も、皮も。
その一つひとつを、誰かの暮らしへとつなげていく。

狩猟は、すべての事業の起点であり、わたしの生き方そのものです。

鹿肉
02Gibier Meat

ジビエ肉販売

Gibier Meat

宮城県石巻市・女川町の山に生きる鹿を、自ら捕獲し、解体・精肉まで一貫して行っています。
お届けするのは、飲食店様・料理人の方へ向けた、石巻・女川の鹿肉です。

年間68頭。
数を追うのではなく、一頭一頭の命と肉質に向き合える範囲で扱う。
それが、わたしの品質への考え方です。

ジビエは、家畜肉のように均一ではありません。
季節、年齢、性別、体格、山で何を食べてきたかによって、香りや肉質は変わります。
その個体差こそが、ジビエの難しさであり、料理人にとっての面白さでもあります。

だからこそ、捕獲後の工程に妥協はしません。
罠で捕獲した鹿は、生きたまま処理施設へ搬送。
捕獲現場での処理は行わず、食肉処理業の許可を受けた施設内で、解体工程を統一しています。
放血から冷蔵まで30分以内を徹底し、品質に影響する要素をできる限り抑えています。

解体後は、皮・内臓を取り除いた枝肉の段階で放射能検査を行い、基準を満たした個体のみを精肉します。
その鹿肉を、飲食店様・卸業者様へお届けしています。

価格だけで比べれば、ジビエは決して安い食材ではありません。
けれど、その一皿には、土地の風土、季節、野生の力強さ、そして命をいただく背景があります。

料理人の感性に応えられる素材として。
石巻・女川の鹿肉を、責任を持ってお届けします。

B2B
ジビエペットフード 鹿肉ジャーキー
03Pet Food

ジビエペットフード販売

Natural Pet Food

自ら山に入り、捕獲・解体した鹿肉を使い、添加物を一切使わないペットフードを製造・販売しています。
中心となるのは、素材そのものの香りと味わいを活かした鹿肉ジャーキーです。

原材料は、シンプルに鹿肉だけ。
余計なものを加えず、素材そのものを活かしているから、大切な愛犬のおやつにも安心して選んでいただけます。
野生の鹿肉ならではの香りと噛みごたえは、日々のおやつ時間の楽しみに。

「食いつきがよかった」
「最後まで喜んで食べてくれた」
——お客様の声より

たくさん作ることより、安心して届けられる品質を守ること。
一つひとつの命に向き合いながら、まっすぐなペットフードをお届けします。

ふるさと納税・BASE・オンラインショップにてお求めいただけます。

ISHINOMAKI LEATHER
04Leather / Craft

ジビエレザー

Ishinomaki Leather

捨てられるはずだった命を、革へ。そして、誰かの暮らしへ。
宮城県石巻・女川の山で捕獲した鹿の皮を活用し、鹿革素材として展開しています。

食肉として命をいただいた後に残る皮を、廃棄せず、革として次の暮らしへつなげること。
それが、ISHINOMAKI LEATHERの出発点です。

革は、クロムを使わず、ミモザアカシア由来の植物タンニンで時間をかけてなめした天然鹿革。
野生の鹿ならではの傷、アザ、シワも、その一頭が山で生きてきた証として受け止めています。
均一ではないからこそ、作品にひとつだけの表情が生まれます。

現在は、少量のオーダーメイド制作に加え、作家・ブランドとの協働も展開しています。
鹿革を使った小物、バッグ、クラフト作品、地域素材を活かした商品開発など、素材提供や共同制作のご相談も承ります。

命を余すことなく使い切る。
その想いに共感してくださる作り手の方と、鹿革作品の可能性を広げていきたいと考えています。

狩猟体験・食育
05Experience & Education

狩猟体験・ 食育プログラム

Hunting Experience & Food Education

山に入って、はじめてわかることがある。
スーパーに並ぶ肉が、どこから来るのか。
「いただきます」という言葉が、何を意味するのか。
頭では知っていても、体で感じる機会は多くありません。

宮城県石巻・女川の山で、プロの猟師とともに罠猟の現場を歩く、少人数制の体験プログラムです。
山の気配を読み、罠の仕組みを知り、鹿と人との関わりを学ぶ。
命と向き合う現場に立ち会うことで、食べることの意味が、言葉ではなく実感として心に残ります。

子どもにとっては、教室では学べない命の授業。
大人にとっては、日常から離れ、食と自然との関係を問い直す時間。
学校・企業・地域団体など、目的に合わせた受け入れも行っています。

開催期間は、狩猟シーズンである11月〜3月。
安全管理を徹底し、年齢や目的に応じて内容を調整しながら、少人数・予約制で受け入れています。

限られた季節にしかできない体験です。
ご希望に合わせてご相談ください。

体験・教育
6次産業化プロセス HUNT→PROCESS→CRAFT→VALUE
06For Government / Administration

小さく始める 6次産業化

Regional Revitalization Model

鹿が増えている。
でも、地域は潤っていない。

全国各地で深刻化する獣害。
捕獲頭数は増え、対策予算も膨らむ一方で、捕獲された鹿の多くは埋設処分され、地域の資源として活かされないまま終わっています。

宮城県石巻・女川では、その課題に向き合う小さな実践を続けています。
罠猟による捕獲から、食肉加工、ペットフード、鹿革、狩猟体験、食育プログラムまで。
一頭の鹿を余すことなく活かす、ジビエを軸にした小さな6次産業化の仕組みです。

大きな設備投資を前提にするのではなく、過度な補助金依存でもない。
一人の猟師が、地域の資源と知恵、既存のつながりを組み合わせながら、少しずつ積み上げてきたモデルです。

小さく始め、地域に合わせて育てていく。
だからこそ、人口減少や予算縮小が続く地方でも、応用できる可能性があります。

まずは、現場をご覧ください。

資料や数字だけでは伝わらないことが、山にも、解体施設にも、商品づくりの現場にもあります。
獣害対策、地域資源活用、地方創生、移住促進、食育、関係人口づくりに関わる行政職員の方、議員・首長の方、国の機関の方へ。

現場視察、講演、研修、政策連携のご相談を承ります。
地域で捕獲される命を、ただ処分するのではなく、地域の価値へ変えていく。
その小さな実践を、ぜひ現場でご覧ください。

行政・自治体向け

注目のプロダクト

鹿革のファーストシューズキット
Side Story 01

ファーストシューズキット

First Shoes Craft Kit

鹿革でつくる、世界にひとつだけのファーストシューズ。大切なお子様・お孫さんへ、命をかたちにして贈るキットです。機能よりも「時間と思い」を大切にしたい方へ。一生に一度の特別な贈り物として、誕生祝いや記念日にどうぞ。

受注制作・お問い合わせよりご相談ください

鹿の生ハム
Side Story 02

鹿の生ハム

Venison Prosciutto

山で命と向き合った猟師が、最初の仕込みまで手がける。鹿肉本来の風味を損なわないよう丁寧に仕込み、宮城県内の生ハム工場で18ヶ月かけて熟成させました。一枚の中に、山から熟成までの時間が込められています。口に含むと、鹿肉ならではの赤身の旨みと、熟成された香りが広がります。ジビエの力強さと、18ヶ月熟成の奥深い味わい。お気に入りのチーズやワインと一緒にお楽しみください。

飲食店・卸業者様のお取引はお問い合わせください

お取引先

全国各地の作家さんや飲食店など
活動に共感していただける方たちと協力し
エシカルジビエを広げる活動をしています。

猟師作家だる

ヤマノメグミ合同会社 代表

猟師作家だる — ヤマノメグミ合同会社 代表

── 命をいただき、ものを生み、人をつなぐ。

出身

種子島生まれ、鹿児島市育ち

卒業後

工業高校建築科から、名古屋で移動式クレーンオペレーターとして従事

2010

約10年の経験を経て、故郷である種子島へ移住

2011

東日本大震災の災害ボランティアとして、宮城県石巻市へ

2012

被災した限界集落・はまぐり浜の再生プロジェクトに参画

2015

個人事業の開業届を提出し、事業としての活動を開始

2020

女川町にジビエ解体処理場が完成。同年、鹿革工房を備えた石巻ホームベースも完成

2024

ヤマノメグミ合同会社を設立

現在

狩猟・食肉・鹿革・体験を通じて、命を循環させる活動を続けている

2019

石巻市創業ビジネスグランプリ 最優秀賞

2022

東北農政局長賞受賞

2024

サントリー主催 シン・みらいチャレンジプロジェクト採用

食肉処理業許可・食肉販売業許可 取得済み

ペットフード安全法に基づく製造業者届出済み

商標「ISHINOMAKI LEATHER」取得済み

活動拠点

宮城県石巻市・女川町を中心に、
4つの活動拠点を構えています。

基本的にどこかの拠点にいますので、
お越しの際は事前にご連絡ください。

〒986-2247 宮城県牡鹿郡女川町鷲神2丁目13-2

01

ジビエ解体処理施設

ジビエ解体・精肉拠点

宮城県牡鹿郡女川町

02

エシカルジビエ〜ヤマノメグミ〜 石巻ホームベース

革工房・販売・打ち合わせ拠点

宮城県石巻市

03

猟師の民泊

リノベーション中

宮城県石巻市

04

はまぐり浜

あおぞら工房

宮城県石巻市

まず、山へ
来てください。

飲食店・卸業者様、自治体・学校・企業の方、
取材や協働のご相談など、
内容に合わせてご連絡ください。
小さな体制で運営しているため、
お返事まで数日いただく場合があります。

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施設見学・視察の申込

講演・登壇・授業の依頼

その他

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